ECOJACKETって何??
「ECOJACKET」とは従来の断熱材施工(ラッキング)とは異なり、
着脱可能で繰り返し使用できる断熱カバー製品です。
また取付け・取外しに専門知識が要らず、誰でも簡単に着脱できます。
主な用途
省エネ
熱交換器・配管等に装着することで温度が安定し消費電力・燃料節減につながります。
- ☆コスト削減を実現
- ☆CO2削減によりECOを実現
凍結防止
外気温低下に伴う屋外設置の配管・ポンプ等に装着することで凍結を防止します。
- ☆配管破損の回避
- ☆暖気時間短縮による稼働効率UP
騒音対策
配管内の流体音や駆動するモーター音等を遮音・吸音します。
- ☆騒音問題の解消
環境改善
機械など熱源本体の表面温度や周りの雰囲気温度の低減に寄与します。
- ☆作業環境の向上
- ☆火傷等による労災防止
※具体的な効果については補足資料をご参照下さい
ECOJACKETって何??
3つのポイント
着脱自在! 施工時にゴミ・粉塵が出ません。
誰でも着脱が簡単なマジックテープや紐縛りの為、繰り返し使用できます。
- ⇛着脱自在な為、機器の保守・メンテナンスが常時可能で経済的!!
- ⇛完成品を納品するため繊維特有のチクチク等もありません!!
様々なニーズに対応できるオーダーメイド方式
ご要望に応じて中綿・外被・形状等お客様に最適なご提案させていただきます。
- ⇛規格品ではなく、お客様オリジナルの製品をご提案致します!!
材料メーカーだからこその魅力的な価格でご提供
ECOJACKETは採寸~縫製まで自社完結による製品のため中間業者が入りません。
- ⇛お値打ちな価格での提供が可能です!!
※案件によりOEMでの作製
施工事例① 蒸気配管・バルブへの導入
ユーザー様の問題点
誰でも着脱が簡単なマジックテープや紐縛りの為、繰り返し使用できます。
- ボイラー室の配管は断熱、ラッキングしているが、配管フランジ・バルブ・スチームトラップ等が剥き出しの為、断熱できておらず、室内温度が上昇している ⇒ 室内温度を下げたい
- 上記理由で、配管フランジ等に断熱材を巻いたが、中のメンテナンスができない為、メンテナンスの際は、断熱材を全て取り除き実施している為、非常に手間がかかる
又、断熱材を取り除く際に、断熱材が飛散し、清掃の必要が出てくる
ECO JACKET施工による改善効果
対象となる機器にECO JACKETを装着
- ボイラー室の室内温度を下げる事に成功
- 重油使用量、電気消費量の削減 ( CO2削減 )
- 対象機器のメンテナンスが容易に行え、繰り返し利用が可能(また清掃不要)
施工事例② 屋外ポンプ・配管等の凍結防止
ユーザー様の問題点
誰でも着脱が簡単なマジックテープや紐縛りの為、繰り返し使用できます。
- 冬場の寒い時期に、屋外設置ポンプの内液が凍結し、ポンプケーシングが割れる場合がある
又、ガラス製のフロートスイッチの内液が凍結し、ガラス箇所が割れる場合がある - 上記理由で、エアーキャップ等で、簡易的に保温したが、効果は薄く、見た目も悪い
- 対象ポンプ、配管等に断熱材を巻き、ラッキングしたが、対象機器のメンテナンス時にラッキング、断熱材を取り外し、メンテナンス後は再度断熱材、ラッキングを施工する必要があり、手間と費用が嵩む
ECO JACKET施工による改善効果
対象となる機器にECO JACKETを装着
- 凍結破損を回避 ECO JACKET施工した屋外ポンプのみ外気温度の低下に対応
- 嵩張らず見た目が良い 対象機器の形状に合わせて製作
- ラッキング費用削減 マジックテープ仕様の為、着脱自在で繰り返し使用でき対象機器のメンテナンスが容易に行えるようになった
補足資料 ECOJACKET導入による効果試算
燃料使用量削減効果の算出
※計算条件
燃料:LNG(液化天然ガス)(発熱量54.6MJ/kg)ボイラー効率は100%として算出
流体温度:150℃
外気温度:25℃(屋内想定のため風速0m)
保温厚さ:25t
稼働時間:7,200H(24H×300日)
グローブバルブ
規格 | 15A | 20A | 25A | 40A | 50A | 65A | 80A | 100A |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
削減効果(kg/年) | 21.7 | 27.0 | 41.1 | 57.3 | 73.6 | 105.6 | 127.1 | 168.9 |
フランジ
規格 | 15A | 20A | 25A | 40A | 50A | 65A | 80A | 100A |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
削減効果(kg/年) | 9.4 | 11.7 | 17.9 | 24.3 | 29.2 | 36.1 | 42.7 | 51.9 |
※「JIS A 9501:2014 保温保冷工事の計算解説」「省エネルギー管理のためのデータシート」をもとに算出
使用燃料や流体により効果が異なるためお客様の条件で計算させて頂きますのでお気軽にご相談下さい
補足資料 ECOJACKET導入による効果試算
遮音効果の算出
測定条件
仕様
中綿:ロックウール 50mm
外被:シリコンガラスクロス
内被:ガラスクロス
グローブバルブ
遮音性能試験結果 | オクターブバンド中心周波数 | 騒音レベル(A.P) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
63 | 125 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 | ||
防音カバ―無し(a) | 60.0 | 76.1 | 78.1 | 92.1 | 90 | 90.1 | 79 | 100.8 |
防音カバ―有(b) | 60.0 | 71.2 | 72.8 | 80.9 | 71.1 | 49.9 | 30.3 | 82.7 |
防音カバーによる減音量(a-b) | 0.0 | 4.9 | 5.3 | 11.2 | 18.9 | 40.2 | 48.7 | 18.1 |
※作業環境測定登録機関にて測定
法律により定められた作業場で発生する騒音のレベル
騒音レベル | 区分 | 処置 |
---|---|---|
85dB(A)未満 | 第Ⅰ管理区域 | 作業環境の継続的維持に努めること |
85dB(A)以上 90dB(A)未満 |
第Ⅱ管理区域 | 場所を標識により明示すること 作業方法の改善により管理区域Ⅰとなるよう努めること 必要に応じ保護具を使用すること |
90dB(A)以上 | 第Ⅲ管理区域 | 場所を標識により明示し、及び保護具使用の掲示を行うこと。 作業方法の改善により管理区域Ⅰ又は管理区域Ⅱとなるようにすること 保護具を使用すること |
※労働安全衛生規則第588条より